ママ

2003年4月4日
いつもどおりの研修の帰り、急遽彼氏と会うことになり、さらに泊まることになった。嬉しいけどいきなりだからあたふたしそう。

どうやらスーツがお気に入りらしい。

いつも思うこと。

Hの前後でもっとも男の子らしい態度の変化を見せるうちの僕ちゃん。

始まる前の過程ではいつもの赤いほっぺをよりいっそう紅潮させて、ねばりのある雰囲気になる。終わったあとは「気が済んだ」って感じであっさりした顔になるのだ。
まあいいんだけどさ。

竹内まりやの何かの曲が、彼のお母さんの好きな曲だったそうだ。お母さんが入院してる時に聴かせていたんだとか。
今はもう亡きお母さんだけど、その曲を聴くと思い出してしまうのだろう。
やっと立ち直れてきたんだとしても、頭の奥にしまっておけばよい思い出もあふれてしまうのだろう。
単体として、じゃなくて寂しさとか悲しさとか悔しさを道連れにして。
私はあなたのママにはなれないけど、同じような体験をしているからわかってあげられるよ。
おじいちゃん。



本人にしか知りえない思い出、知識、意見、感想。
そういったものを聞き出そうとしてももう誰もそれらを知り得ることはできない。
人が死ぬってそういうこと。
そう考えたら悲しくなって話せなくなって、涙が止まらなくなってしまった。
不思議とうちの彼氏は涙に全然反応しない。
男の子ってそう。
涙に反応しない。
悲しいとか、怒りとかそういう感情をやりすごそうとする。
自分だって悲しいのに。


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