春の嵐
2003年3月23日とうとうクライマックス!
前日から意味深メールを送ってみたけど、そのときからすでに察しがついていたみたいね、僕ちゃんは。
「別れたくないよ!!」
「別れたくない!ヤダヤダヤダァ!」
エトセトラ、エトセトラ……
今日の三時すぎに彼氏の地元で待ち合わせたけど、バイト疲れのせいかはたまたこれから立ち向かう試練(?)のせいかでいつもの赤いほっぺがより一層赤くなっているみたいだった。
「ねぇ、何なの?早く言ってよ〜。俺こういうのヤダよぉ!」
「落ち着きなさいって。すぐ話すから」
「登竜門?」
「いや、むしろ通過点」
彼の自転車の後ろに座りながらそんな会話をしていた。
目的地は二人が最初にデート(??)した土手!
このまま黙ってるのもバカだなって思って、思い切って言った。
結局どこかでそれを切り出すのを恐れている自分っていうのもいたんだよね。
でも切り出す前から彼氏のほうは何となく察していたみたいでしきりに「別れたくない!」を連発してて。
まぁ色々淡々と話をしていたはずが感極まって、涙声になり〜ってな感じでお決まりの展開!自分が泣いちゃって話ができなくなってしまったではないか!ミツバrizeピンチ!!
30分程の沈黙の後、何とか落ち着きを取り戻したミツバライズ、話を続ける。
でもさ、そんときの彼氏の顔、すごく寂しそうでこの時にはすでに同情モードに入ってたわけよ。
浮気された(?)私が可哀想なのに、彼氏のほうがかわいそうになっちゃって。だめだね、私って。
これからどうしていきたいかっていう私の質問に「これからもミツバのことを好きでいていい?」って言う返事が返ってきた。「自分が間違っていた。大人になるよ」とも言ってた。
まだ18歳で大人になるなんて無理だけど、結局は「しょせん18歳だから」とか「年下だし〜」ていうある種の見下した観念によって許し得る問題だったのかななんて思ってさ。
彼氏は他にも色々な誓いを立てていたけど、とりあえず本心では私のことを本当に好きでいてくれているということだけは伝わったから、彼が成長していくのをもう少し見守っていこうと思ったわけですよ。
でも、今度こういう事態が起きたら覚悟しーよって感じかな!
確認が取れただけでもよかった。その後は何か離れたくなくなって……いつもどおりの顛末やの!
ひとつだけ気づいたこと。
本当はサヨナラを言いに来たのに、結局怖くてサヨナラの言葉が出てこなかった。チキってたんだ。私自身本当は別れたくなかった。
別れたくないくせに別れるってなんて自虐的なんだろう。
でもやっぱりこれからは僕ちゃんの成長とともに私も大人にならなきゃなって思うきっかけとなった春の嵐。
前日から意味深メールを送ってみたけど、そのときからすでに察しがついていたみたいね、僕ちゃんは。
「別れたくないよ!!」
「別れたくない!ヤダヤダヤダァ!」
エトセトラ、エトセトラ……
今日の三時すぎに彼氏の地元で待ち合わせたけど、バイト疲れのせいかはたまたこれから立ち向かう試練(?)のせいかでいつもの赤いほっぺがより一層赤くなっているみたいだった。
「ねぇ、何なの?早く言ってよ〜。俺こういうのヤダよぉ!」
「落ち着きなさいって。すぐ話すから」
「登竜門?」
「いや、むしろ通過点」
彼の自転車の後ろに座りながらそんな会話をしていた。
目的地は二人が最初にデート(??)した土手!
このまま黙ってるのもバカだなって思って、思い切って言った。
結局どこかでそれを切り出すのを恐れている自分っていうのもいたんだよね。
でも切り出す前から彼氏のほうは何となく察していたみたいでしきりに「別れたくない!」を連発してて。
まぁ色々淡々と話をしていたはずが感極まって、涙声になり〜ってな感じでお決まりの展開!自分が泣いちゃって話ができなくなってしまったではないか!ミツバrizeピンチ!!
30分程の沈黙の後、何とか落ち着きを取り戻したミツバライズ、話を続ける。
でもさ、そんときの彼氏の顔、すごく寂しそうでこの時にはすでに同情モードに入ってたわけよ。
浮気された(?)私が可哀想なのに、彼氏のほうがかわいそうになっちゃって。だめだね、私って。
これからどうしていきたいかっていう私の質問に「これからもミツバのことを好きでいていい?」って言う返事が返ってきた。「自分が間違っていた。大人になるよ」とも言ってた。
まだ18歳で大人になるなんて無理だけど、結局は「しょせん18歳だから」とか「年下だし〜」ていうある種の見下した観念によって許し得る問題だったのかななんて思ってさ。
彼氏は他にも色々な誓いを立てていたけど、とりあえず本心では私のことを本当に好きでいてくれているということだけは伝わったから、彼が成長していくのをもう少し見守っていこうと思ったわけですよ。
でも、今度こういう事態が起きたら覚悟しーよって感じかな!
確認が取れただけでもよかった。その後は何か離れたくなくなって……いつもどおりの顛末やの!
ひとつだけ気づいたこと。
本当はサヨナラを言いに来たのに、結局怖くてサヨナラの言葉が出てこなかった。チキってたんだ。私自身本当は別れたくなかった。
別れたくないくせに別れるってなんて自虐的なんだろう。
でもやっぱりこれからは僕ちゃんの成長とともに私も大人にならなきゃなって思うきっかけとなった春の嵐。
コメント